取扱説明書から処方箋へ

2021年6月から日本ヨーガ・ニケタンでヨーガ教師養成講座(Yoga Instructor Course)の勉強を始めました。
月一回の受講ペースで約1年かけて学びます。

そこからまた約2年かけてヨーガ療法士への道へと続きます。
先が長いですね。

ヨガインストラクターはヨガのポーズや呼吸を教えるのに対して、ヨーガ療法士はひとりひとりが持つ悩みや疾患に対して適切にヨガ(アーサナ・呼吸・瞑想)を用いて快方に向かわせます。
医学の知識やカウンセリングの知識も併せ持つ医師というイメージでしょうか。

2020年の年末にRYT200を短期集中で取得し、それだけでは飽き足りず、というよりはそれがあったからこそ、瞑想、呼吸法、ヨガ哲学について知識欲が燃え、そしてヨーガニケタンと出会い、YIC受講へと自然な流れで動いていきました。

自分がどんな人(ヨガ講師)になりたいかを思い描いたときに、レッスン(動くヨガ)をたくさん請けもって大勢の人にヨガを教えるというよりは、少人数でコミュニケーション(カウンセリング)をとりながら近い距離で生徒さんを元気にしたい、寄り添える、そんなヨガを教える人になりたいと思っています。

人を元気にするって体を元気にするだけではなく、心を元気にすることなんですよね。
心のありよう。

ヨーガというツールを使って心を上手くコントロールし、おかしなものと結びつかないように自己制御する。
心の向きが変わるだけで、見えるものが変わってくる。

今の自分にとって、自分のアシュタンガヨガのプラクティスと療法士への学びは車の車輪のように、片方だけでは回って行かない気がします。

生徒さんの心のクセを知り、それに合った処方箋を出せるようにじっくりじっくりと学びを深め、心と身体を鍛えていこうと思います。

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